美容室で普通にできるヘアスタイルをご紹介をするコーナーです。
【重要:ギザギザのスキバサミは使わないので枝毛はできません。】
{(略)ボブという概念は肩~アゴ位の長さのヘアスタイルの意味}
長さを順番にすると【ロング>ミディアム>ボブ>ショートボブ>ショート】

【※このブログは当店お客様と困っている方の助けになるんじゃないかとご提案を頂きお写真の使用もご協力いただきました】
◆いつ自分の事になってもおかしくない
抗がん剤治療により脱毛があったりなかったりする様ですが治療が終わるとちゃんと髪の毛は生えてきます。
理容師の庄司母が治療をした際に親子の会話で理容師なんだし髪の毛は生えて来るからそんなに心配する事ないよ!
そうだよね~、ウィッグつけたりしていればいいよね~。
と気丈に振舞っていた母も脱毛の際は、息子の庄司にやっぱりつらいよ~ポロリと涙が。
この会話は今でも覚えています。
理容師、美容師として髪を通じて生活を豊かにして頂くには何が必要かを物凄く考えさせられました。
治療中のお客様は医療の輪の中でがっちりサポートをして頂けます。
種類によりどうしても脱毛のある治療になってしまいます
治療が終われば生えて来るのが分かっていても脱毛期間は嫌ですよ。
①医療用ウィッグは高いけれど医療費控除がある
②バンダナ、帽子、プラスウィッグでアレンジしたりできます
脱毛期間もおしゃれを楽しむ事は生活の質を高める為に、絶対に必要な事だと思います。
医療費控除が受けられる高価な医療用ウィッグも良いのかもしれませんが、安価なウィッグを複数で楽しむ事も出来ます。
治療後、髪の毛が生えてきていつ頃いつもの美容室に行けばいいんだろうをKさんのご協力により発毛後の時系列です。




前回のブログのボクとボブ第191弾♪順調に伸びてきてボブまできた抗がん剤と私と美容師

◆ついにミディアムまで伸びてきた~
ボブを2回続けていよいよ伸ばしモードまで突入してきました~
全体の明るめのカラーリングにしましょうとなりハイライトも入れました。
やっと伸びて来てダメージも心配なのですがIさんは日頃のお手入れがこれまたびっくり!美容室トリートメントレベルのケア剤を使用していてヘアコンディションが抜群に良いんです。
さすが、抗がん剤をしてやっと伸びて来てコンディションの悪い毛先をボブで整えてから伸ばしモードにされたのでしっかり水分も残っている状態になっています。
さらにイェスでのカラーリングはトリートメント配合になっていますので天使の輪ができてる~
画像加工はしていないのでハイライトも実際見ると光の加減でもう1段2段くらい明るい仕上がりになっています。
スジ感のハイライトにはブリーチ剤を使っているのですがイェスのブリーチはいつも3種類位を使いわけて今回は更にもうひと工夫してケアブリーチ(ダメージが少ない)の要素をいれています。

◆ハイライトのブリーチはダメージコントロールも大事
ブリーチをしてダメージコントロール?ってなに??
少しでもダメージを減らしながらしっかりハイライトを出す方法は大きく2つ
①薬剤のアルカリ度のPHを下げる
②脱色剤がつく箇所を最小限にして最大限の効果をだす
今回は①も②も両方になりブリーチにカラーリング時に薬剤を薄めるクリア剤を混ぜグワッと髪のキューティクルを開く力を若干弱めています。
②も大切で今回は表面のみのハイライトでの脱色にして髪の長さが全体的に明るさが際立つようにハイライト箇所は限定してあります
いや~やっとここまで伸びてきて治療の経過観察もされて趣味にサーフィンも加わりすっかり治療以前の生活を上塗りして楽しめていて凄いですね
さらに楽しみましょう~♪いつもありがとうございます